アーカイブ

2007/09

3

カテゴリ:
好きだ、

監督:石川寛

高校生のユウ(宮崎あおい)と同級生のヨースケ(瑛太)は告白できずに別れた。17年後、ユウ(永作博美)とヨースケ(西島秀俊)は偶然再会し...

映像とトーンが好きだ。
誰もが経験したであろう青春時代を思い起こさせる。

ただ、ヴィジュアルはすばらしいのだけれど、ストーリーが韓流ドラマよろしくだったので、本業の脚本家に任せるべきだったのかなという気もする。この石川監督は元CMディレクターで、この作品は脚本から手がけているのだけれど、毎度のことながらCMディレクター出身の監督はちょっとそこが。

最近、瑛太が男の中で一番かっこいい気がしてきた。特に最近の瑛太が。

カテゴリ:
すごい
中田ヤスタカ先生プロデュースの Perfumeがオリコン初登場7位
まぁ↑の通りアイドルグループなわけですが。あの、公共広告機構の CMでごみ箱と一緒に踊ってる彼女ら。

売るってすごいこと。小室哲哉もすごいと思うし。最初はわかりやすいとこ から入り込んで、ユーザー自身を成長させてマーケットを広げる。スティーブ・ジョブズだってそうでしょ。ユニットごとにレベルや方向性を分けてこれからも ガンガン作り続けて欲しいデス。ニヤけながらバッスバッス売ってほしいわぁ

俺みたいに常に数字と戦うマーケ ティングをしていると、逆に「ぶわぁーっと」「どーんとさ」「ドッカーンと一気にさ」みたいなマーケティングがしたくなるわけですよ。。まぁ大学をマーケ ティング学科にしたのは「広告作りたいし、たまごっち級のモノ作りたい。」だったからなぁまぁぼくたちの業界ももうすぐ次のステージに入ると思いますので楽しみで す。

その他最近の中田先生プロデュース作品。

▼Perfume / Electoro World

▼鈴木亜美 / FREE!FREE!
ヴォコーダーたまらん

▼MEG
MEGって常に何かに似てるよね...ただそれを超越したかわいさに免じて。
つーか、MEGのヘアースタイルは常にすてきんぐ。

▼capsule / Sugarless GiRL
でもやっぱcapsuleが一番。


日本人たるもの、自動車、家電、ゲーム、マンガ、そして”テクノポップ”じゃろうが。

カテゴリ:
久しぶりに、なんのテーマもなく書いてみる。

PLASTICSとTHE CORNELIUS GROUPがタイバン
これはやばいでしょう。あのプラスチックスが復活というだけでもヤバいのに。俺はYMOよりプラスチックスの方が好き。YMOがロボットなら、プラスチックスは壊れかけのブリキおもちゃ。こんな音が世の中に響いていた頃に産んでくれてありがとMother、チェケラッチョ。一緒に行きたい人いたら声かけてCYO-YO!

この三連休は実家に帰っていて、近くにできたIKEAに行ってきた。前に船橋店にはいったことあったけど、やっぱすげぇ。8,000円くらいでラグと額縁とランチョンマットとコースターとグラスとハンガーとタッパーをしこたま買えた。非常に良い経営。日本的な悪しき進化を遂げていない合理主義。うろつく店員がいない。デザインテイスト別ショールームによる提案。さすがに送料5,900円にはビビったけど、まぁそれも余計なコストを保険スキームで全員負担させてないからそれもまた良しとちまちた(全部手持ちで電車乗りましたけどね)。店内にあった案内ボード「じゃぁどうやって持ち帰れば良いの?」「(1)友達に運んでもらう (2)宅配会社を利用する」って、良いね(うろ覚え)。日本企業がよく取る戦略”高付加価値”ってばさ、一般大衆にとってはほとんど余計なお世話なんだよね。

今日はエジプトの特番やってましたね。以前TBSでやってた吉村先生のよりも内部の人なのでディーブな分良いけど、長すぎるからまた今度観よう。ハトシェプスト女王を良く仕立て過ぎじゃねぇかと思ったり。菊川怜の一挙手一投足に苛ついている俺。ついつい雑誌プレジデントの学歴特集を立ち読みしてしまう俺。

遺伝子と民主主義について考えた。動物は子孫を繁栄させる上で、バランスのとれた優秀な遺伝子を求めるのか、自らの遺伝子を補完する遺伝子を求めるのか?民主主義を超えるものってあるのか?

ビデオ編集は想像以上に大変で、コツがつかみづらい。あらためてテレビ局や制作会社の苦労を知った。これをフィルムでやってる映画制作ってどんだけ...ショートフィルム作るのですら一人でやったら1年かかりそう。

最近ピアノの練習してない。もうダメか!?やはり歳取ると難しいらしい。それ知るの遅すぎ俺。のだめのDVDを何度も観る俺。正月ドラマのパリロケツアーが、JTBかどっかから発売されてた。キャストとの交流もあるらし。

NOVAの生徒&講師数が明らかに減っている。職員の頬の筋肉が引き攣っている。

シャツのボタンの留め方がわかりません。

パン一袋、カビ生やさずに食べきってない夏。

さて、どんな あ ど せ ん す 出ることやら。
4

カテゴリ:
ストロベリーショートケイクス
監督: 矢崎仁司

拒食症のイラストレーター、学生時代から一途な片思いを続けるデリヘル嬢、幸せな結婚をしたいフツーのOL(中越典子)、デリヘルの電話番をするモテない女(池脇千鶴)、それぞれの悩みや願いが...

女性の本を男性監督が映画化するって、好きですね。女性の心理描写と男性の美意識。なかでもカメラワークがかっこよすぎる。特に冒頭のベタ(魚)が部屋の中を泳ぐシーンや棺桶からタバコの煙が出るシーン。鳥肌もの。

そして、全編から”東京のにおい”がしてくる。東京って、他の都市と違って、色を出そうとしてもなかなか出し辛い(秋葉原とか二丁目とか、わかりやすいとこじゃなくてね)。なんなんだろうなぁ、このなんとも言えない空虚なTOKYO感。

ただ、↑のアマゾンで出てくる「この商品を買った人はこの商品を」のお勧めが、女優が脱ぐ事で興行を成り立たせてるような作品ばかりなのがちょっと悲しい。買う人は、ピンク作品と同列にとらえているのかと。
4

カテゴリ:
マルコヴィッチの穴 DTSコレクターズエディション
監督: スパイク・ジョーンズ

ある日、売れない人形使いが俳優マルコヴィッチの脳の中に入れる入り口を見つける。その穴を巡って...

おもしろかったですね。設定があまりに唐突だけれども、単なるドラえもん的な展開ではなく、夫婦や同性愛だったりといったところへもっていったのが。深みはないけど楽しい作品です。

カテゴリ:
さて、有名人との遭遇カテゴリに新着情報です。

こないだ、フレッシュネスでディナー食ってたら、となりでブツブツ奇声発してるオッサンがいると思ったら、何度も観た事のある役者さんが演技の練習してました。

名前がわからんのだが。。絶対誰しもが観た事ある人。だいたい地方の地元のオッサン役の人。だいたいよっぱらってたりする。

隣に芸能人が座っているという感想ではなく、役者という職業が”職人”的な仕事なのだと、妙に感じた。世の中で最も華やかに見える業界ですが、演じる人も創る人も、みな職人なのだと。きっと誰もが苦労しているのだ。きっと和泉元彌も羽賀研二も。。

カテゴリ:
TIGAと大沢伸一のイベント。
トランス気味の感じははじめてだったんだけど、最高
ていうか、大沢伸一って、MONDO GROSSOのイメージしか無かったんだけど、DJ良いね!人気ある理由がわかった。

カテゴリ:
最近、ちょっと早く帰るようにして、金融工学について勉強してるんですが、これがはかどらない。1ページにどんだけ時間かけんだよ俺、と。

明らかに向いてない。小学校の昔から、できる科目とできない科目の成績の差は山の如し。これってだいたいすぐにわかるんだよな、「あ、できないな。」感。

これが克服できれば世界が広がるイムニダなぁ・・・特に英語とか。得意を伸ばすのは得意だけど、苦手を克服するのが苦手なこの性分、嫌いじゃないが困る事多々。

カテゴリ:
コーネリアスの生ライブに宇川直宏がVJやりーのASACHANG&巡礼が出るってことを当日知ったんで、着るもの着て代官山までひとっ走り。

行って良かった〜
まじでまじで最高でした。

THE CORNILIUS GROUPのオープニングはAppleのCMを地で行く4色のシルエットでの4人の演奏!このかこよさたらない。今まで観たライブの中で一番かっこよいオープニング。イメージつかない人ここ参照。シンセはもちろん堀江君@ロマンスグレー。ギターの人は知らんかったんだけど、どう見てもウルフルズのジョン・B・チョッパーにしか見えず...(調べましたが違いました!)女性ドラムもめっちゃかっこよいしていうかうまいし!全員でラガーシャツ的なファッション。特に小山田君のSensiousよろしくなカラーリングとブラックのハットからはみ出す髪の毛が「時計じかけのオレンジ」のアレックスバリにシビれる。あのシャツとハット絶対買ってやる。

その後も最新アルバム『Sensuous』からの曲を様々な手法で聴かせて魅せてくれました。バンドメンバー4人のシンクロ、照明とのシンクロ、映像とのシンクロ...おなかいっぱいです。

これまで”実験”と括られるような音楽/映画/映像/絵画/グラフィックなどいろいろ観てきましたが、どれもいまいちグッとこなかった。ゲージュツなんてものは僕ら一般人には理解できるはずもなく、感動するか否か、あるいは気持ち良いか否か、で勝負は決すると思うわけです。その点、このTHE CORNELIUS GROUPは完璧に感動させられるし、完璧に気持ち良い。(2週連続でやってるTBS「世界遺産」の屋久島特集と同じようにね。泣けます)かつ他に類を見ない。

その点、この日のイベントで途中で出てきたノイズ系のおっさん(MERZBOW)はまじサイテーだった。あんたの自慰の場じゃねーっつのでも、それに映像をかぶせる宇川さんもさすがはプロフェッショナル。宇川さんの作る映像ってば、家で観るとグロいんだけど、クラブとかで観ると良ーんよねー。でも、鼓膜の危機を感じて途中退出しました。


「魅せる」「魅せる」「魅せる」。これだな、これだな。
実は、今日、ビデオカメラ買っちゃいました〜まずは撮って撮って撮って。屋久島行って撮影したい。(「世界遺産」の影響)

カテゴリ:
花とアリス
監督: 岩井俊二

中学生の花(鈴木杏)が、好きになった先輩となんとか付き合うために、先輩が記憶喪失になったため自分のことを忘れてしまったのだと嘘をつく。その嘘を取り繕うために引き込まれた花の親友のアリスに...

岩井ワールド炸裂。大人になってもこの脚本が書けるって事がすごい。一言一言に無駄が無い。まぁなんてことない青春の1ページなんだけど、それが逆に。

ただ、エロティックなロリータシーンはちょっとつらい。にしても蒼井優は良い。黒須氏によるイオンカードのCMとか、やばい。

カテゴリ:
今、会社近くで飯食ってますが、ダウンタウンの幼なじみとしても有名な高須さんがいます。 最近ペース上がって来たな。昨日はたぶんMAXのNANAをみたし。 よし!もっとがんばります!

カテゴリ:
広告会社は変われるか―マスメディア依存体質からの脱却シナリオ
藤原 治 (著)

前・電通総研の社長が考える、電通を中心とした「広告代理店」の未来。日本の広告代理店は広告枠というスペースを売る生業である。しかし、消費者は大衆から個へ、マスメディアは細分化され、企業は大量生産の時代を終えた。そしてインターネットの隆盛とグローバル化が訪れた今、日本の広告代理店はどうすべきか。

いろいろ批判されているこの本ですが、俺は結構素直に共感しました。言っている事はほぼ俺も同じ考えだし。ただ、ネット業界で働くボクたちにとってはあたりまえのことが書いてあるだけで、この本から得られた事は何も無かったに等しいのだけれど。おそらくこの本は電通をはじめとするトラディショナル代理店の方々に向けて書かれていると思うのでいいんだけど。たぶん批判を受けるのは、「eプラットフォーム」の具体像がまったく描かれていないからではないかね?

テレビやWebを含めた複数媒体を通貫して広告を管理できる「eプラットフォーム」の管理者として最有力な事業者にGoogleを挙げているのであれば、Googleがすでに提供をはじめているTV/Radio広告管理システムに関する分析・問題点の洗い出し・日本固有の問題、とかに踏み込んで考えを聞かせてもらえたら、ボクたちにとって面白い本だったのにな、と思う。

突如として言い訳がましい表現が現れてドン引きする箇所もありつつ。おそらく特定の誰かに向けたメッセージなんだろうけど。

あと、サブタイトル「マスメディア依存体質からの脱却シナリオ」はちょっと内容と違うかもね。ま、ダイヤモンド社だからしょうがないか。帯もどうしようもないし。

ただ、最後に触れてある、今後戦略として強化すべきポイントとして研究開発(R&D)と人材育成という点は、非常に重要だと思う。現実問題うまくいくかはわからんけど。いずれにせよ、広告業界における「人間」の役割はものすごいスピードで変わっていくと思う、個人的に。

いろいろとアレですが、うちの会社とグループ会社の営業の方は目を通される事をおすすめします。1日で読めますよ。
4

カテゴリ:
イカとクジラ
監督: ノア・バームバック

売れなくなった作家の父親と、売れっ子になった母親。ぎくしゃくしたふたりは離婚し、二人の子供は二人の親の家を行き来する生活に。体面を守るために手段を選ばない兄と、ビールを飲んで気を紛らし異常な自慰行動をする小学生の弟。崩壊した家族は...

売れない自分を認めず、社会的な体裁ばかり気にして、"大衆"を見下す父親がたまらない。年齢を重ねるにつれ、どんどんこういう傾向の見える知人が増えてきた。自らへの戒めにも。学歴も高い知識層、特に社会的に地位の高い職にある人には是非観てもらいたい作品。

最近つとに思う。取り繕ったってボロは出る。かっこつけてる人のボロは、最高にかっこ悪い。石坂浩二のウルルンみたいにね知らないものは知らないし、自分の苦手なとこは苦手なとこ、そこを認めてネタにしちゃわないとね

かなり低予算ぽいのが勇気を与えてくれます。

このページのトップヘ

見出し画像
×