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2007/11

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今日の日経に大きく出てたので知ってるかた多いと思いますが、Radioheadがインターネットで、価格を自由に決めることのできる曲販売やってます。
http://www.inrainbows.com/
日本語版は12月から。
欧米では10月からやってて、音楽業界を揺るがすニュースになってる。

で、俺は。てっきり宣伝目的のシングルカットと思い込んでて、0.25ポンド(チャージ込みで0.7ポンド)、つまり157円で買ったら、なんとアルバムだったというオチ。ごめんよ、トム。そんなつもりじゃなかった。

曲が素敵なんだこれが。前作路線を踏襲した感じで。

トムっぺ達の考えてる事なんて凡人のぼくには皆目見当もつかないけれど、やっぱ衝撃的だ。ちょっと頭の整理がつかない。

レコード会社ってPromotion/Place/Priceを生業とする人達だよね?そこをインターネットというテクノロジーでガラッと変えちゃったら?このままの状況で多くのアーティストがメジャーレコード会社から離れて自由価格になっても、新聞社Webサイトのように悲劇の終末を迎える気がする。きっとプラットフォームが必要。フリーの、フラットな、市場が。そこで本当に人気のあるものが結果的にPromotionされたり、本当に適切な人に適切な曲がRecommendされたり、最適なPriceが導き出されたりしたら、すごいよね。"World Music MarketPlace". Webの世界を、ヒトがセレクトしていたYahoo!から、Googleのアルゴリズムがあっという間に変えてしまったように。

もうひとつおもしろいのが、無料でもダウンロードできるということ。決定要素はRadioheadへの忠誠心だったり、社会的な良心だったり、CDの価格だったり、レンタルCDの価格だったり、iTunes Storeの価格だったり。

ぜひデータをできるかぎり開示して欲しい。国別、地域別、所得別、年齢別、性別だったり。そして世界中が徹底的に議論して欲しい。きっと国民性とかが現れる。今、「ヤバい経済学」を読み終えて、一番興味のあるテーマ、これ。日本人の中高生は結構カネを払わないと読んでるがこれいかに。逆に、日本人の30代男性は世界中でトップクラスに払いそうだがこれいかに。東京の方が払いそうな気もする。

あらゆるものがきわめてごうりてきなしじょうでりゅうつうされる。

これが俺の夢だったりもするのだけど、とにかくトムっぺの考えてる事はわかんない。不合理だ。

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仕事の話。

海外の企業の話を聞き、詳しく調べれば調べる程、(我々の市場における)日本は井の中の蛙なのだと、いやというほど思い知る。

屈辱感と共に、維新をいざ起こさん、いや、起こさにゃいかんばい、ちう気になる。みなさんがんばりましょう。

英語圏のパワーたるや。人口も経済規模も無い日本でナレッジまで遅れていちゃーおしめーよ。

日本語による経済的なビハインドは今後どんどん大きくなりそうな気がする。政府も教育、あーでもこーでも議論ばっかしてないで、英語小学1年から一週間5時間くらいやらせりゃいいのに。それが日本の国力を高めると思うけど。

なんかもーアメリカの幼稚園生に口喧嘩で負けるレベルの俺の英語力というふがいなさと自分への憤りをぶつける矛先が日本国しか見当たらない・・・

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いよいよ今日でニューヨークともお別れです。
帰国後の時差ぼけ早期解消のために寝てませんが

今日はニューヨーク・フィルハーモニックのコンサート聴いてきました。「べとしち」ことベートーヴェン交響曲第七番です。のだめのテーマソングとしてもおなじみ。
やっぱり生は鳥肌が立つね。ヴァイオリン・フルート・オーボエあたりはCDとぜんぜん違う気がする。立体的というか。なんだけど、ちょっと音が小さいつーか悪いなと思って、今Wikipediaぷわぷわ見てたら案の定音響悪いらしい、本拠地エイブリーフィッシャーホール。こりゃいかんぜ、ほんと。素人にもわかる。
まぁごきげんでしたけれど。ルートヴィヒったら、キメがステキングなもんだから。

そしてNYは「Rhapsody in Blue」が良く似合う。のだめのエンディングテーマとしておなじみ(別にのだめの曲ばかり聴いてるわけじゃないが、、)。クラシック音楽界で有名なほぼ唯一のアメリカ人作曲家、ガーシュウィン(否・我衆院)。海沿いのブルックリンブリッジを眺めながらiPodで聴く「Rhapsody in Blue」。しびれる。
思えば、iPodにほとんどアメリカ人の曲が入っていない。だいたいヨーロッパ。アメリカ人の音楽って肌に合わないんだよなぁ。我衆院先生だけは別格。

あと、MoMa最高ですね。深沢さんのケータイとか置いてあって泣きそうになった。俺もMoMaコレクションに入る商品に携わってみたい。アートは詳しくはよくわからないけど、とにかくピカソはすごい。ピカソはすごい。目に飛び込んでくる勢いが違う。配置、配色、ライン、どれを挙げてもすごい。
メトロポリタンミュージアムであまり時間がとれなかったのが残念。また行ったときにゆっくり見よう。

あとは暇があったら書こうかなぁ。あぁ、帰ったら膨大な仕事が。。

ニューヨークへ行きたいか。

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0b4644d1.jpgということで、さらば日本。

今回ははじめてのビジネストリップ。

ウォール街の空気を吸ってきます。

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