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新しいiPod nanoの『nano、色いろ。』キャンペーンクリエイティブ見たりとか、野田凪ショックやリーマンショックとか色いろで、corneliusのDVD『SENSURROUND』を思い出して見返しちゃったりなんかしてて、やっぱ辻川さんすげぇ。(Appleのは辻川さんじゃないよ。想起させるのだよ。)

辻川さんことこと辻川幸一郎氏。映像ディレクター。世界のツジカワとは呼ばれてはいないけれども俺は心の中で思っている、世界のツジカワ。ドコモと組んでケータイ映画『きまぐれロボット』なんかも昔作ってて、最高でしたですね。俺の中の世界三大映像系クリエイター、世界のナギ・ノダ、世界のツジカワ、世界のミシェル・ゴンドリー。

corneliusのPV集『SENSURROUND』はDVDだったのだけれども、iTunesのダウンロード課金ビデオでも買えるのだよ君。とりあえず『Fit Song』だけでいいから買え。そしたら『Sensuous』と『Music』も買わないといけない。『Breezin'』と『Like a Rolling Stone』と『Beeep It』を買わずに辻川さんのファンと言ってはいけない。『Omstart』も外せない。まぁ、そういうことだ。

というか、iTunesがすげー楽しみなことになってきた。こないだのアップデートでVer8になってお気づきであろうGenius機能がね。要は「今はこの曲の気分だぜ」っていう曲を選んでポチっとボタンを押すと、自動的に関連性の高い曲のプレイリストを作ってくれるってわけさ。DJっすよ。シャッフル機能なんてもう使えねぇよ。

なにがすげーって、俺にとってのマストバイでチューンフルなアノ名曲をユー、チェキっちゃいなよってわけで。俺のiTunesは俺の持ってる音楽ぜんぶ知ってる。持ってるCDもTSUTAYAで借りたCDも友達から借りたCDも。Amazonが知ってるのはAmazonで買ったCDだけ(自分で登録もできるけど、誰も使わないよねめんどいし)。Geniusはインターネット経由でたぶんアソシエーションルール(似たもん同士をまとめる統計処理)とかを動かしてるわけで。日本人の数割のほぼ全保有楽曲リストがあれば相当な精度が出せるはず。

そうすっと、なんでAppleが『Genius』なんて変な名前にしたのかにはたと気づく。普通このサービスだったら『Sound-Alike』みたいな名前にするはずだのに。今後が楽しみ。

iPhoneでも金使っちゃうし。曲もアプリもダウンロードしちゃうし。毎日がほとんどApple&Googleになってきた。iPhone × Googleのサービスがマジでヤバい。愕然とする。なぜ彼らだけが。資金力だけじゃないことは確か。