2009/04/20

マネー資本主義〜NHKスペシャルにて思ひしこと

NHKスペシャルは実に面白い。沸騰都市シリーズの後は『マネー資本主義』。初回の今回は米国の投資銀行の興隆から没落までをざーっとおさらい。

番組中、何度も身につまされる思いがした。なにしろ、アドネットワークや行動ターゲティングは、彼らが生み出した金融商品と実に似ているからだ。

このブログでは何度も言っているが、俺は金融商品や金融工学それ自体が悪なのではなく、本当のリスクが見えなくなって暴走して売りまくった部分が悪であると考えている。だから、途中までのストーリーにはえらく興奮させられる。エンロンのドキュメンタリー映画を観た時もそうだった。

行動ターゲティングやアドネットワークは、これからもう一発伸びる。計算機の進化で。今のブームは、コロンブスがアメリカ大陸をアジアと思い込んで死んでしまったような段階で、こっからがもっとすごいことが起きてくる。

その時に、自分がウォール街の彼らと同様、音楽の鳴っている途中にダンスをやめられる自信は、無い。乱痴気パーティーと化したフロアを適度に鎮める存在が、みんなにとって必要だ。みんな強欲だから。