2009/05/07

Ad Exchange?アドマーケットプレイス?アドネットワーク?

海外ニュースや海外ブログの情報は社内向けにだけ共有していたのだけれど、なんだか内向きで悲しい気持ちなので、このブログで。まだまだこの業態は競合を出し抜くよりも啓蒙が必要なフェーズだので。先行者メリットが小さく、最終的には実力で決着つくって理由もある、政治力以外だと。

さて。

以前から非常にスマートなエントリーを連発していた、元RightMediaのMike氏が、またまたすばらしいエントリーを上げています。(ちょうど俺が一番書きたかった記事だった)

I don’t care who you say you are, what do you DO?

Ad Exchange(アドマーケットプレイス)が登場してから数年間、この世界の変化が止まっていることを嘆いています。各社がバラバラの呼称で自サービスを定義するので認識が混乱しているため、プレーヤーをまとめてくれています。以下抜粋。

サービス
自社メディア販売
 CPMと収益の増大
他社広告枠の再販
 他社の枠の買付額と広告主への販売額の差益の最大化
枠もしくは広告主の代理
 固定マージンで媒体を助ける。枠収益の最大化か広告主のROI最大化
データアグリゲーション
 ユーザーデータの集約と再販。SafariとIE8を嫌っている

テクノロジー
内部アドサーバ
 自社ネットワーク内でのみ稼動する。テクノロジーを競合優位性と見なしている。
外部利用可能アドサーバ
 アドサーバ利用ライセンスを第三者企業へ提供。複数の企業が同一プラットフォームを利用することで、集約と連結機会が提供される。
内部トレーディング
 外部利用可能アドサーバを通じて枠の売買ができる。規模が大きいほど価値が上がるネットワーク効果。
買付API提供
 購入側がクリエイティブのUPや管理できるAPIを提供。
販売API提供
 いくらで購入されるかをリアルタイムで要求できる。
※上記リストにクリエイティブオプティマイズ・BT分類・コンテンツ解析は含まれない。

と定義した上で、結局は各事業者ごとにやっていることはバラバラなので、単純に事業者に呼称を付けることはできないよ、というオチです。

日本における「アドマーケットプレイス」という呼称は”広告主が媒体を選んで直接取引をする場所”というのが大方の認識だと思われますが、それは米国で"Ad Market Place"や"Ad Exchange"と呼ばれるもののごく一部の機能であるということです。日本のアルファブロガーの方でも上記の1対1取引を前提にして説明をされる方が多いのですが、おそらくこの1対1取引だけではネットワークが成立しないでしょう。日本でも数社が「アドマーケットプレイス」を手がけていますが、いずれも1対1取引のものです。

なぜウォール街とこの世界を同一視するのか、その一端が覗けると思います。複雑怪奇という意味でも。



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この記事へのコメント

1. Posted by Jimmy Choo Shoes Sale   2014/08/26 09:23
Along with the Nike Air Max 93 and 95, it comes the Nike Air Max 97 was designed by Christian Tresser and represented yet another groundbreaking moment in Air technology with an Air sole unit running the length of the entire shoe. Though it still incorporated a layer of polyurethane foam, it offered runners sport-specific crash padding to provide more durable heel-to-toe cushioning. This was the first Air Sole developed specifically for running, harkening back to Nike’s inception as a company on the frontier of high performance footwear for runners.