2009/08/19

iLikeがMySpaceへ、FriendFeedがFacebookへドナドナ。

朝早く目覚めてしまいました。このところ朝早く目覚めると、草なぎ君事件が起こってたり、マイケルが逝ってしまったりと、社会の"気"を感じられる才能があるんじゃないかと非科学的な思いを巡らせていたわけですが、幸い今日は何もなくてよかったので呑気にブロギング。

Breaking: MySpace Close To Acquiring iLike For $20 Million
MySpace is close to acquiring popular social music service iLike, we’ve confirmed with multiple sources.

昨日はFacebookの音楽アプリの権化『iLike』がMySpaceに買収されるというニュースが飛び込んできました。俺が最も活用しているFacebookアプリであり、Facebookの凄さを最も感じられるアプリのひとつです。iLikeは単なる好きなアーティストのライブやCD発売などの最新情報のお知らせをするだけでなく、ユーザーが作り上げる情報である点にすごさがある。言わば、コミュニティ機能と適度なプッシュ性を備えたリアルタイム性豊かな音楽特化型Wikipedia(長げぇよ)。非常に説明し難いのだけど、たとえばmixiのコミュより遙かに"頭がいい"。情報にタグ付けがされているから整理されてるとも言うのだろうか。そのiLikeは、アーティストとユーザーのつながりを中心としてヒットしたが倦怠期を迎えているSNS、MySpaceに会社ごと売ってしまったと。

で、先日はフィードおまとめサービス『FriendFeed』がFacebookに買収されました。FriendFeedは、Facebook、twitter、ブログ(RSS)、flickerやdeliciousなどの、さまざまなユーザーのアクションFeedをまとめてひとつのストリームにして表示してしまうサービス。Facebookでも同機能は実現可能だけど、FriendFeedの方が優れていたりする。"情報を提供される"から"情報を取りに行く"になり、その次に"自分に合った情報を浴びる"時代へと今は移行していることを最も感じられるサービスのひとつ。

で、このFacebookアプリ2大巨頭が相次いでSNS傘下に入るというのは、ちょっと起業家精神として、アメリカってやっぱそういう感じなのねぇとなんとなく残念な気分だったりするのだけど、論理的に考えれば正しい気もして、娘を野球選手の嫁に出すような気分ですよ(知らねぇよ)。

この2社のサービスはともにプラットフォームサービスであり、SNSというプラットフォームの上に乗っかっているプラットフォームなわけで。つまり、ゲームやニュースや便利ツールみたいに自身でコンテンツやツールを作っているわけではない。となると、SNSプラットフォームに乗っかる、プラットフォーム on プラットフォームになって、実力で師匠を超えてしまった弟子みたいな微妙な空気感となり。破門リスクにおびえながら投資を続けるよりは、合体しちまおうと、そんなことなのかなと思ふ(でも$20Mは安いと思うけど)。だから、Facebookはゲームアプリ制作会社やツール制作会社は今後も買わないだろうし。過去のWindows×メディアプレーヤーやWindows×ブラウザも同じ構造の話だし、リアルやネスケの結末を見ても、そういうことなんだろうなぁ。

っていうか、サービスとしてはiLikeがMySpaceを飲み込んでもいいくらいだと思う。資本じゃなくて。そんくらいのパラダイムシフトは起きてる。Webは日に日にインテリジェントになってる。っていうか、俺はどうにもMySpaceのぐじゃぐじゃで"スクローリー"なデザインが許せないの!!なによりも整然としたFacebookが大好きだ。