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京都1区の選挙区民、俺です。見事公約を達成しました!ここで宣言したTOEIC65点UPの公約を。しかもJUST 65点UPでキリ番スコアってのが、営業時代の粘りの無さに定評のあった俺らしからぬ粘りのピッチング。

TOEICは新テストになってからの結果通知がすばらしいですよね。そもそもスコアの算出自体が統計的処理されていることが思想的に魅かれるんですが、新テストは結果レポートにもビンビン魅かれる。同じスコアレベルの受験者と比べて、章別にどこが得点できたか、できなかったかが出てくる。たとえば、俺は文法が同レベルの受験者と比べて18点低かったので、ここを集中的に強化すれば、お前程度の奴なら比較的容易に18点は上げられるはずだ、と。

統計の世界風にこの分割を言えば、リスニングが受験者数に勘を加味して3分位分割、リーディングが受験者数に勘を加味して4分位分割。受験者の分布データはこちら

ビジネス風にこのデータの目的を言えばベンチマーク。広告主による広告効果検証であれば競合比較、同枠他社との比較、同種媒体の比較、とか。単に自分の数字だけを眺めてても間違うだけだ。TOEICも、リスニングよりリーディングの方がスコアが低いからといって、リーディングが甘いわけじゃないはず。リスニングとリーディングの平均点は50点以上違うのだから。とか偉そうなことを言っているけど、まだろくに幼稚園生レベルにも喋れないですけどね。

TOEICのように正しい指標は一見分かりづらいのだけれど、正しい判断のためには一見分かりづらくとも正しい指標を頑に出すべきだなぁ、と頑に標準偏差(SD)を出し続けるTOEICをみて思ったのでした。特にビジネスの世界では。平均の怖さを知る人間は、必ず分布の確認をします。そして、グループ内比較・グループ間比較をしないととんでもない結果を出してしまう。そこらへんで、BI(Business Intelligence)でも統計の知識無くとも誤った判断を導かないソリューションがあればBI業界のレボリューションだろうなぁ。

さて、京都1区と言えば、そう伊吹文明氏のお膝元で。そもそも小選挙区なんざぁ伊吹氏が当選する確率はSD2(2σ)以上だと思っていて興味も持ってなかったのだけれど、Google 未来を選ぼう 衆院選2009 | 京都1区で、検索数が民主党候補が伊吹文明に肉薄している(8月23日現在)。これはひょっとするとひょっとする可能性もなきにしもあらずのか??伊吹文明苦虫、比例にて救出!?まぁ関係ないけど