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Ad Exchangeにまつわるあまりにもリアルな悪夢から目を覚ますと海の向こうでReal-timeに事件が。マイケル死去時もうなされて起きましたが、我ながらすごい。
Demand-Side Platforms: The Pilot
Some early innovations are focused on identifying and engaging audiences, controlling frequency of ad exposure more effectively and developing real time bidding (RTB) capabilities for buyers.
ということで、RigthMedia(ライトメディア; RMX)が大手DSPらとRTBのテストをすると公式発表。先日の余計誤解を呼びそうなエントリーとは違い、今回のは真の(cookie個々ベースの)RTBを指していると思います。明確に見分けることはできないですが、そうでもなきゃこんな意味のないリリース出さないだろうという推測で言っていますが。オーディエンス識別とエンゲージング、広告表示フリークエンシーのより効果的な制御、バイヤー向けRTB開発機能にフォーカスといっているので、まぁそうなのでしょう。以前から噂はされていましたので、このリリースが単なるPRとしてのマイルストーンなのか実体的なマイルストーンなのかはよくわかりませんが。

さて。真のRTBで真価を発揮するのはDSPです。DSP経由でなければ、bidするのは難しいと思います。DSPは既に大手Ad ExchangeやYield Optimizerとのインターフェースを持っているので、システムとしては日本に輸入すれば楽ですが、エコシステムを考えるとまたやっかいな問題が。さて。

(UPDATED: 2010/03/16 09:39)
この記事でMediaMathが語ったところによると、
"roll out the pilot over a couple of months, and get the learnings and make it more global in the second half of 2010."
らしい。