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2007/06

ハトシェプスト女王のミイラ特定!!!

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d4736182.JPG すごいすごいすごい!!!
ハトシェプスト女王のミイラが発見されました!!!
正確には、過去に発見されたミイラがハトシェプスト女王のものと認定されました。

ハトシェプスト女王というのは、エジプトの数少ない女王。この写真はエジプトに行ってきた時に撮ってきた写真なのですが、この神殿を作ったりしました。内部は後世にだいぶ痛めつけられているんですが、雲ひとつない青空と、水気のまったくない岩山の中に突如現れるシンメトリーの建物はえも言われぬ感動を覚えます。

彼女の在位している頃は古代エジプトの脂ののってた時期のひとつで、この時期のルクソールにある建造物はまじでヤバい。

これは世紀の大発見デス。ディスカバリーチャンネルでの放映が待たれますっ!!
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監督:河瀬直美
★★★★☆

ある山里の認知症介護ホームで暮らす老人しげきと新人介護士の真千子との交流を描く。

カンヌでグランプリを獲った河瀬監督の作品です。

良かったです。
上映後、周りでは「よくわかんない。」という声が結構聞こえましたが、んなことないです。深く考え過ぎなんだと思います。

ところで、渋谷のシネマ・アンジェリカで観たんですが、要注意。席が指定でない上、後ろの方の席は音響が悪く、足下灯が明るいし、映像のコントラストが弱いように見えました。(そういうフィルムなのかもしれないけど)早い時間に行って良い席取ることお勧め。

日本の風景は、本当に美しい。

<!-- この続きは軽くネタバレ含むため注意 -->

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土曜日、友人に誘われ、茶道の家元の話を聞きに行きました。まぁ詳細を聞かずに行ったんだけど。

前評判通り、話術・切り返し方・間合いなどを含めて、話すという空間のコントロール術がすげぇ。話すという武術の達人で隙が無いとでもいうか。師曰く、という感じで。

で、途中までその技を盗むべくいろいろ考えてたんだけど、ふと思った。俺はそういう人になりたいんだっけか?と。人をコントロールして動かす人間、つまり人の上に立って指示を出すのではなく補佐官的な方向ではなかったかと。ということで、途中からは普通に聞いてた。

きっと、ここに集まってくる人達は仕事などではすごく優秀なのだろうけど(びっくりするような人も)、何かにdependしたいのだと思う。だから自分よりも話・経験に長けた先生の元に集まるんだろう。

逆に、ボクは他人にdependするのが苦手で、これまでの人生で誰にもdependしてこなかった。重大な決断は全部自分の判断だったし、それを後悔したことも無い。もちろん相談もしない、報告。そんな人間。女の子には信じられない人間かもしれないけど。

でも、いつかdependしたくなる、せざるを得ない局面はきっと来る。そんな時に相談したい、と思うた。



つーか俺のブログ最近妙に真面目ちゃん且つ熱い
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エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?
★★★☆☆


電力の世界を変えるとして、市場関係者から賞賛の的であったエンロンの創業から崩壊までを追ったドキュメンタリー。

最近、急成長する企業に並々ならぬ興味を持っています。というのも、急成長の陰には必ず負の側面があるから。その最たる例がエンロンかもしれません。

興味深いポイントがこれ。「社員を投票によってランク付けする。その結果成績の悪かった社員はクビにする。毎年15%の社員が去る。」という下り。組織や人間はそういうものじゃないよね。結局すべての世界は2:8だし、2:8を底上げせねば。

世界中から集まったエリートが完全にモラルを失った行為に狂喜乱舞し、その裏で幹部は企業の死を悟り株を売り抜ける。電力の実権を握る、つまり神になった状態で、インビジブルハンドを動かす。本当にもう最低としか言いようがない。

映像の作り方としては完全に悪意に満ちているのですべてを信じることはできないけれど、事実としてこれらがあったことは間違いないでしょ。映画として言えば、NHKスペシャルで本気を出した時には及ばないくらいだと思うけど。

株価を吊り上げ、実態をなんとか追いつかせようという手法は、日本企業で言えば完全にライブドアにリンクするのだけれど、その違いは踊った人にあるのかもしれない。ライブドアが上層部だけが踊ったのに対して、エンロンは社員も踊り、そして「エンロンで働いている誇り」という名の慢心があったように思われる。

「次のエンロンは?」と言われれば、もうあの企業しか浮かばない。共通項があまりに多すぎる。今、世界中から賞賛を浴びているあの企業も、エンロン化する危険性を常に持っている。

IT系企業の経営者の方には是非見てほしい作品。市場に対して嘘をつくことがどういうことか。自社が滅ぶだけではない、チェルノブイリのようにその影響範囲はあまりに広い。

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すでにご存知の方も多いと思いますが、NOVAが一部業務停止命令を出されました。要は嘘や不誠実が多すぎたわけで。

で、NOVA現役生徒として思うこと、「やっぱり

実は、数日前に「コムスンとNOVA」をテーマにブログ投稿しようと思ってたんだけど、めんどくさくてやめてた。そしたらこのニュース。一言で言うと、ちょっと変なんだよなぁ、あの会社。

それが端的に現れてるのが従業員の「眼」なんだけど。本当に皆さん疲れきっているのか、人間の眼とは言い難い方が多いのです。入れ替わり激しいしね。仕入値300円くらいであろうケーブル一本返さなかったら6,000円近く徴収されたり、もろもろ語り出すと止まらないのだけれど。

まぁそれらも重々認識しつつ入会したのは、やっぱり圧倒的に安いから。安さ故に許さざるを得ないというのもあり。コストを徹底的に削らないとあの料金は実現できないよ到底。ってのはコムスンも一緒だろね。

つーか別に満足してるしなー俺。
てか結構英語できるようになったからありがとうNOVAなんだけど。
ハッハー

ま、安かろう悪かろうは正しいんじゃが、あまりに安けりゃそれはそれでいいんさね。
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監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
★★★★☆
モロッコの少年が放った銃弾が、アメリカ人妻の肩に直撃する。モロッコ・メキシコ・アメリカ・日本を舞台にバラバラのストーリーが進行する。

言わば『21世紀のバベルの塔』、いや『9.11以降のバベルの塔』かもしれない。

バベルの塔を知らない方のために。「バベルの塔」とは、旧約聖書に出てくる逸話。昔、人間達は名を馳せようと天まで届くような塔を築こうとした。しかし神を怒らせ、それまでひとつだった言語はバラバラさせられ、結局塔を完成させることはできなかった。
つまりは神はコミュニケーションを断絶させることで相互理解を崩壊させ、プロジェクトを崩壊に導いた。というのが「バベルの塔」。

この映画で延々と描かれるのは人種・言語・宗教・国家などの断絶。そしてラストに向けて…と。なぜこうも地球人はバラバラになってしまったのか。理解しあえないのか。菊池凛子が話題になりましたが、菊池凛子の演技がすさまじく良いというよりは、役がすさまじく良いのでは?この聾唖の少女が無かったら、イマイチな映画だったかもしれない。

ちょっと残念なのは日本人から見る日本のシーンに違和感があること。もうちょっと日本のスタッフに権限委譲すべきだったんじゃないかと。あとは日本語台詞ももっとブラッシュアップが必要だったんじゃないかと。日本人的にはそう思います。J-POPカフェがそのまんまの場所そのまんまの名前で出てきて個人的にウケたけど。しかもあの席座ったことあるたぶん。

ちなみに、ウィーンで絵画『バベルの塔』(ブリューゲル)を見てきました。筆舌し難いものがあります、あの画には。20分くらい呆然と立ち尽くして眺めていました。ブリューゲルの作品は、他の絵画とは圧倒的に違う何かを感じます。絵画のことはよくわからないですが、とにかくすごい。日本に来る機会があったら絶対に見るべき。

頭の中をさまざまな"valley"が巡って眠れません。
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アマデウス

★★★☆☆
”革命児”モーツァルトの生涯を、”旧来の音楽家”サリエリの視点から描く。

きっとモーツァルトはこんな人だったんだろうなぁ。相当な変人だ。数々の逸話、そして”モーツァルト以前”とは明らかに断絶した華麗なる音楽。地位・名誉・財力すべてを手にしても一生バカを続けてしまう性。

サリエリ視点なのが興味深い。革命児の圧倒的なパワーに感嘆しつつも排除に向かわざるを得ない保守派の苦しさ。今も昔も変わらず繰り返されるこのサイクル。革命を起こすのは常に変人で、現代で言えばスティーブ・ジョブズや、あの会社の創業者達かもしれない。

さて、自分が保守派に立たされた場合、どうすべきか?そんなことばかり考えてしまいました。

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会社が変わります。

今から2年数ヶ月前に入社した頃、配属されたプロジェクトは数人しかいない駆け出しの弱小チームでした。そのプロジェクトは徐々に拡大し、社員で30人以上にまで成長しました。

そして今日、株式会社化が承認されました。(会社分割にて)

感慨深いです。名前や所在地が変わるだけで、当面何が変わるわけでもないですが、なんとなし感慨深いです。

さて。目の前には世界一強い相手がいます。世界から選り集まった数百数千の博士号 vs 気合いと根性の数十人の日本人。映画やドラマだったら絶対に勝てる構図だ

楽しくなってまいりました。

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