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つきっぱだったテレビに『バブルへGO!!』が。いやー、ぜんぶ観ちゃいました、おもしろすぎて。

単なる世代ギャップ映画かと思ったら全然違うのね。話は無茶苦茶なんだけど、とにかく経済に関するウイットに富んでる。

知らなかったんだけど、「踊る〜」で有名・亀山千広×君塚良一だったのね。相変わらずサラリーマンの心をつかむ。エンディングのお台場の橋とか、フジテレビの亀山さんがやるってのが最高に。あのエンディングも許せてしまう。そして伊武雅刀演じる役、「すべては○○」というシナリオは意表をつかれてまいっちんぐでした。

個人的にはプロダクトプレースメント(企業が映画やドラマ内でコウコクすること)の使い方が、たまらなく感動(日立以外もね)。すごいなぁ。

バブルは永遠に繰り返される。上海の人も、アラブの人も、きっとわかっちゃいるけどやめらんないだろう。人間、ココロってーもんがあるもんで、引き際が難しい。キムタクが通販番組に出て「え〜!!安い!」なんて驚いてる姿なんて、今の日本人は誰一人想像してないだろうし。あと通貨による利益も怖いね。物価の安い国に行ってバカみたいに豪勢な生活する日本人とかほんと死んだ方が良いと思う。

かくいう俺はITバブルの最中、IT株を買い込んで未だに塩漬けなんだが。ほりえもん事件以来。今日は声を大にして叫びたい。

○○氏!日焼けしてないで安定収益上げなさい!俺の株券をあなたは紙くずにする気かい。

でも、結局こんなうんこ会社の株を買った俺が悪いんだ・・・と、バブル後の景気が最悪のピークを迎え、空気が陰鬱だった頃に多感な青春時代を送った俺は寂しく27歳の誕生日を迎え、なんだかわからないけど深く反省して落ち込むのでした。