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今、NHKスペシャルの特集『沸騰都市』でバングラディシュが特集されてました。

ほんと涙が止まりません。世界で最も貧困な国のひとつであるバングラディシュで、NGO「ブラック」が融資によって人々の生活を変えている。五人組の連帯責任でのマイクロクレジット(小額)融資やインターネットを農村部へも引いて情報格差を縮める、ベンチャー企業への無担保融資、そして活気。

俺がずっと考えてたことはこれなんだと思った。貧しい政府に寄付したってどうしようもない(一部の人に悪用される)。募金や古着を日本から送ってもそれは次にはつながらない(一時的なもの)。でも、金融やインターネットなら、全体を長期的に変えられる。

ビル・ゲイツ夫妻やGoogleも有望な企業などへ投資しているようです。「ビル・ゲイツは金が有り余ってるから貧しい人々にお金をばらまいてる。」なんてことを言っている人がいますが、んなこたないはずです。

今回の放送は良い面だけしか映していないけれど、きっと悪い面もたくさんある。だけど、彼らの顔を見ると、もう理由なんか無く応援したくなる。きっと日本も昔はこんな感じだったんだろう。僕らの親の世代は。