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franken最近は仕事が順調にいっており、今日も祝日だと落ち着かないくらいであります。作ったロボットが人間を超えたのを確認すると、もうそれは得も言われぬ感動であり、フランケンシュタイン氏に近づく自分に恐ろしさも感じる今日この頃。

ただ、やはりあらゆる環境が全然足らん。モルモットの部分を拾い集めて抽出して繋ぎ合せて人造モルモットを作るような、下処理の手間とスケールの壁。もし、材料を、ぜんぶ、しかも瞬時に処理できたら、筆舌し難き喜びであることでしょう。下処理にほとんどの時間を割かれてしまうのだから。某社が常識的にありえない環境によって人材を吸引するその誘惑たるや抑え難きものがあるのだらう。

ただボクは、やりたいことができればそれでいいっす的な人間でもなく、私生活をよく知る人ならご存知かと思いますが、銭ゲバでもあるわけで。多くの人はそれに地位や名誉も影響させるわけで、ネット業界(≠IT)は株式保有者以外の給与水準は低水準だけど他の部分でリカバーしている構造で。金融系は逆で、ほんとタメと話しても絶望しちゃうよね。まぁその方程式が閾値を超えると離脱するわけね。大学生の頃から、報酬は企業にとってそのヒトの欠かせなさの価値に収斂されるべきと考えてまして、ちょっと適合しない業界があるよねー、特に最近。

で、環境に関してはムーアかどうかは知らんがムーア的な世界で進化はしてくので待ってりゃ解決されるが、銭はその時代に応じて稼がないとしょうがないっつー話。ゴールドラッシュでは労働力が大型重機によってあっという間に無価値になるが、金鉱を的確に掘り当てる技術こそ銭を生み出す源泉。フランケンシュタイン氏が死.体集めに奔走した時間や死.体集めスキルはいずれ無価値になるが、蘇生技術はliveなわけdeath。