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夏のエンタメ特集チェキ!

ONE POINT FIVE
The Young Punx!

ヤバいっすThe Young Punx! この夏はこれで乗り切れる。特に#1最高すぎる。

Chaos in Apple
髭(HiGE)

Napsterの夏フェスプレイリストに入ってて耳に止まってしまったHiGE。相当昔から知ってたものの、最近かなり音楽変わったっぽく、メロメロに。日本語に強いこだわりを持ったバンドって、主張が強すぎて苦手なんだけれども、最近のHiGEはステキング。

Modern Guilt
Beck

そして、やっぱりBeckが好き。徐々に音楽性が変わっていくのだけれどやっぱりBeck節は変わらん。


TOKYO!
監督:ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノ

ミシェル・ゴンドリーをはじめとする3人の監督の短編映画3本。ミシェル・ゴンドリー作品は頭すっからかんにして、幼稚園生や小学生に戻った気分を体験できるのがいい。すぐ小難しくて現実的なことばっかり考えちゃうオトナにうってつけの処方箋。

ただ、TOKYOを舞台に外国人監督に撮られた作品に共通して言えることは、TOKYO人が『TOKYO!』を観たときにはきっと違和感を感じる、だしょう。ガイジンが見たら面白いかもしれないけど。あと、やっぱ短編なのでストーリーの深みの部分が表現しきらずって感じでちょっと残念。

のだめカンタービレ DVD-BOX (6枚組)
またかって感じですが、今、再放送やっててDVDレコーダーが俺の(ボブでチークな上野樹里が好きっていう)好みを判断して勝手に録画してくれてたもんだから、また見始めたら止まらない。初回から最終回まで4回めくらいの涙のコンプリート。のだめと千秋の化学反応という最高の設計図を書き上げた原作者・二ノ宮知子さんも子供ができたそうで。おめでたい!

あと、あえてエンタメの記事の中でオリムピックについて触れたく。柔道とJUDO。まぁいろいろ言われてますけれども、柔道っていうスポーツのおもしろさ(エンターテイメント)って、やっぱ一本だと思うのだけれどもねぇ。一本って、身震いするほど感動するし、たとえ他国の選手が日本人に一本を決めたとしても美しいと純粋に思うのです。俺自身が学生の頃は剣道やってて、一本っていうシステムは素敵だなぁとプレーヤーとして感じてたし。剣道は一本とは言っても一本を2つ取るか、一本の数が多い状態で時間切れにならないといけないんだけど、柔道は一本が決まった時点で試合終了。つまり、ひとつの隙ですべて終わり。一瞬のためにすべてをかける。なんと美しい。

俺の無知な推測では、柔道は一本が目的なのだけれど一本だけでは競技が成り立たないので有効とかがあると思っており。それが一本が目的ではなくなってくると、見ていて面白みにやっぱ欠ける。柔道関係者の目線でなく、素人が観たときに、95%くらいの人は一本柔道の方がおもしろいと思うんでないかな。谷本選手の決勝の一本とか、ほんと最高だった。ああいうシーンがあるからこそ見る人も増えるし、スポンサーも増える、競技人口も増える。

剣道も、全国大会の上位になってくると力が拮抗しすぎて試合が動かず、決まり手ももはやよく見えない。正直退屈。だからといっていい感じの小手を打ったらポイントとかのルールにしたら本末転倒だし最悪。

美しい一本のためにルールがあって欲しい。スポーツのルールはFRBの利率とも一緒だと思うし、目的のことをうまく機能させるためにルールは試行錯誤して変えていけたらいいのになぁ、なんてテレビの前でポテトチップス食べながら思いました。
5

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闇の子供たち

監督:阪本順治

この映画は観るべき。絶対観るべき。

特に、どこか欠けた大人たちの人物像のつくりこみには感嘆。
俺の2008年ベストシネマは決定的。

Except ending theme.

3

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雑誌「ELLE」の編集長が突然、全身不随になる。動くのは左目のみ。その左目の瞬きだけで本を書いたという実話を映画化。

どうでしょう。少なくとも俺は泣けませんでしたが。たぶん、もっと泣かせようとすれば泣かせることできるはずなんだけどやってないって気もする。そのほうがかっこいいから。『1リットルの涙』のエリカ様の方が100倍泣けるし、泣かせるために作ってる。

ただ、監督良いです、すげーかっこいいです。
4

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ただ、君を愛してる
監督: 新城毅彦

ただ、ただ、宮崎あおいがかわいい。

ストーリーとかカメラワークとか音楽とか、最近の日本映画のものすごい王道なんだけれど、どうにもかわいいので。この役どころがまた。メガネ取ったところがまた。

そりゃ篤姫毎週見てますよ。最近はもっぱら幕末モード。昔は戦国派でしたが、絡み合う要素の複雑っぷりと激動っぷりでは断然幕末。



たーーかーーおーーかー
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人のセックスを笑うな
監督:井口奈己

美術学校生のみるめ(松山ケンイチ)は、ふとしたきっかけで年上の美術講師ユリ(永作博美)に出会い、恋に落ちる。しかし…

なんか映画館当日入場不可ってすごいことになっててびっくりなんだけど、予約して観に行きました。

まぁこの入りも刺激的なタイトルの影響だと思うんだけれど、中身はいたって青春映画。雰囲気好きです。やっぱ永作博美良いし。年齢を重ねても小悪魔ってホント素敵。てか、毎度のことながら蒼井優が主役を喰う演技。物語とかよりも蒼井優の動きに感心して気を取られちゃうもんなぁ(本来それだったらダメだが…)。気がつけば蒼井優作品ほとんど観てるんだけど、めっちゃくちゃ幅広い役。でも、完璧にこなす。すげぇね。こりゃすげぇよ。あと、忍成修吾もチョーかっこいいし。全身ステキングムテキング。あの鼻と目欲しい世あの花と芽が。

ストーリーはとくだん凝ったもんじゃなく、さよならみどりちゃん的な感じだのだけれど、アドリブなのかセリフなのか判別まったくつかなかったり桐生市の素朴な風景の切り取りだったりで、どぁーっつって観る映画じゃなくて日曜の午前のけだるい空気の中でDVDつけっぱる感じが似合うと思うわけで、感動したわけではないのだけれどDVDは欲しくなった今日この頃。女性はきっと好きさ。

だー、美大行きたかったなぁ〜なぁ〜なぁ〜。今月のデザインノートにあのキリンビールのウェンツのプロモ手がけたアートディレクター出ててたぶん同い年で超ショッッッキング。長嶋りかこ氏。別に同い年っつってもスポーツ選手やら注目されてるだけの社長やらっつーのはなんとも思わんのだけども、このアートディレクターでバチコンやられるのは非常に刺激的。俺は一体なにをやって息吸って吐いとるんじゃと。とりあえず今月のデザインノートは青木克憲さん(ドコモ905iでおなじみ)や服部一成さん(キューピーハーフでおなじみ)出てるし表紙良いので買うべし。ぜんぜん映画の話とちげー。

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つきっぱだったテレビに『バブルへGO!!』が。いやー、ぜんぶ観ちゃいました、おもしろすぎて。

単なる世代ギャップ映画かと思ったら全然違うのね。話は無茶苦茶なんだけど、とにかく経済に関するウイットに富んでる。

知らなかったんだけど、「踊る〜」で有名・亀山千広×君塚良一だったのね。相変わらずサラリーマンの心をつかむ。エンディングのお台場の橋とか、フジテレビの亀山さんがやるってのが最高に。あのエンディングも許せてしまう。そして伊武雅刀演じる役、「すべては○○」というシナリオは意表をつかれてまいっちんぐでした。

個人的にはプロダクトプレースメント(企業が映画やドラマ内でコウコクすること)の使い方が、たまらなく感動(日立以外もね)。すごいなぁ。

バブルは永遠に繰り返される。上海の人も、アラブの人も、きっとわかっちゃいるけどやめらんないだろう。人間、ココロってーもんがあるもんで、引き際が難しい。キムタクが通販番組に出て「え〜!!安い!」なんて驚いてる姿なんて、今の日本人は誰一人想像してないだろうし。あと通貨による利益も怖いね。物価の安い国に行ってバカみたいに豪勢な生活する日本人とかほんと死んだ方が良いと思う。

かくいう俺はITバブルの最中、IT株を買い込んで未だに塩漬けなんだが。ほりえもん事件以来。今日は声を大にして叫びたい。

○○氏!日焼けしてないで安定収益上げなさい!俺の株券をあなたは紙くずにする気かい。

でも、結局こんなうんこ会社の株を買った俺が悪いんだ・・・と、バブル後の景気が最悪のピークを迎え、空気が陰鬱だった頃に多感な青春時代を送った俺は寂しく27歳の誕生日を迎え、なんだかわからないけど深く反省して落ち込むのでした。

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恋愛睡眠のすすめ スペシャル・エディション

監督: ミシェル・ゴンドリー

つまらない仕事をはじめたステファン(ガエル・ガルシア・ベルナル)だったが、隣に引っ越してきたステファニーにだんだん惹かれていく。だけど不器用なステファンは夢と現実を行き来して…

YouTube上のミシェル・ゴンドリーのこれまでのPVに脳天をぶち抜かれ、彼の手がけたPVのDVDを購入してあらゆる意味で仰天し、そしてその後に取り組んだ長編映画を見てみたわけです。

はじまって数分でわかった。この主人公はミシェル・ゴンドリー自身であると。彼のインタビューなどを見ても、とても普通のひとじゃない。少年がそのまま大きくなったよう。言ってることも意味がわからない。ただ、子供のすさまじさとも言える、常識に囚われない発想に驚かされる。普通の人は生きていくうちに物理的な法則性というものを勝手に学んでしまい、発想の邪魔をする。鉄は硬い。影は太陽と反対の方向にできる。とか。

そんな常識をひっくり返し、驚きの(気持ちの良い)映像を提供してくれるのがミシェル・ゴンドリー。彼の作品の多くは彼の夢や妄想からできているようです。で、その集大成(?)がこの作品なのかな、と。俺はPVたちの方が好きですが、人それぞれかと。

佐藤雅彦さんの転換法や野田凪さんの世界観とも若干近いにおいもしますが、決定的に違うのが、頭良さそうでないところ佐藤さんの手法は、対象のコアに掘り下げて、そのコアと共通の法則性を持ったものに置き換えて変化させる、っていう感じ。だけど、ミシェル少年は、こっからこうしちゃえ!と天性の感覚で変化させる感じ。別の見方で言うと、佐藤さんは横軸(主に時間軸)での帰結と縦軸(登場人物・物)を整理し、極限の極限まで要素をそぎ落として作る人。ミシェル・ゴンドリーは、縦軸(登場人物・物)は整理するけど、横軸(時間軸)はぐっちゃぐっちゃにする。俺は佐藤さんの作品を見ると鳥肌が立つくらいなんだけど、一般的にはゴンドリーの方がウケそう。また、野田凪さんを”おとな子供”とするなら、ミシェルは”こども大人”、うん?逆か?要は、野田作品はニヤっとしてしまう。ミシェル作品は体感する。そんな感じ。(この文章読んで通じ合える人がいたらすごい。連絡ください。。)

最後に。主演のマイク・ガルシア・ベルナル、幅広すぎ!バベルの時と同一人物とは最初気づかなかった。。うまいです。

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それでもボクはやってない スタンダード・エディション

監督: 周防正行

あるフリーター(加瀬亮)が、就職面接に行く電車の中で痴漢と間違われ、否認を続けていると、起訴され裁判に。友人らと共に冤罪立証に向けて裁判に立ち向かうが…

さすがは周防監督、まったく飽きさせずぐいぐい引っ張ります。あと加瀬亮はやっぱり死ぬほどかっこいい。

俺は法制度には疎い方なのでなんとも言えないけれど、実際こんな感じなのかなぁと思う。冤罪問題は本当に難しいし、防ぐ方法もよくわからない。どちらかに傾けば、もう一方による犠牲が増える。

特に興味深いのが、裁判官も組織の中の人間であることにフォーカスした点。「(刑事事件で)無実の判決を下すことは、警察の判断を誤りとすることになる。」この日本に住んでいて、立法・行政・司法の中で、司法を糾弾する機会ってほとんど目にしない。あったら世の中が乱れるけど。でも、日本人の心の中には「司法を疑う」ということは、「神への冒涜」に近い、聖域と(潜在的に)見てる気がしてならない。まぁ結局何が言いたいわけでもないんだけど。

常日頃疑問に思っているのが、米国の陪審員制度。(詳しくは知らないので間違いがあるかも)ランダム抽出された市井の人間が、どうして人を裁けるのか?市民感覚・その地域での一般的な倫理観とかは大切だと思うんだけど、俺はパリス・ヒルトンや細木和子や神田うの(ランダムね)に正しい判断ができるとは思えない。まぁその「正しい」ってのが何なのか俺もわからんが。

続きはちょいネタバレなので見たい人だけ

1

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ダフト・パンク エレクトロマ

監督: トーマ・バンガルテル, ギ=マニュエル

人間になりたい2体のロボットの苦悩の旅を、一切の台詞を排除して描く。

大好きなダフトパンクが映画に挑戦。しかも俺の最も好きな映画『2001年宇宙の旅』をオマージュしているらしい。ということで、期待と、なんとなく失敗してそうな匂いとの入り混じる心境で観てみました。

片方が正解。非常につまらない映画にも音楽の文法を持ち込んでいるというか、ミニマムな映像って、苦痛なんだよなぁ。人間が長いカットに耐えられるのって、圧倒的に美しい女優/ほれぼれする男優/美しい景色や造形物/愛らしい子供/動物の動きとかでないと、つらい。造形美の無いロボットがなんの変哲もない中途半端な砂漠を歩くのを長尺で見させられるのは。

音楽でいうと、ダフト・パンクをはじめとするエレクトロ/テクノ/ハウスの音はどこをとっても気持ち良いから延々と繰り返してもサイコーなわけです。逆に、浜崎あゆみの音楽に間奏なんて誰も求めてないわけで。ウタが聴きたいわけで。映像も、きっとこの構図は同じはず。浜崎ライブで30分間のギターソロを聞かされる感覚。

フランス人なだけにフランス映画風っちゃぁそうなんだけど。。10分くらいのショートムービーだったら良かったんだけど。ちょっと残念です。
3

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好きだ、

監督:石川寛

高校生のユウ(宮崎あおい)と同級生のヨースケ(瑛太)は告白できずに別れた。17年後、ユウ(永作博美)とヨースケ(西島秀俊)は偶然再会し...

映像とトーンが好きだ。
誰もが経験したであろう青春時代を思い起こさせる。

ただ、ヴィジュアルはすばらしいのだけれど、ストーリーが韓流ドラマよろしくだったので、本業の脚本家に任せるべきだったのかなという気もする。この石川監督は元CMディレクターで、この作品は脚本から手がけているのだけれど、毎度のことながらCMディレクター出身の監督はちょっとそこが。

最近、瑛太が男の中で一番かっこいい気がしてきた。特に最近の瑛太が。
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ストロベリーショートケイクス
監督: 矢崎仁司

拒食症のイラストレーター、学生時代から一途な片思いを続けるデリヘル嬢、幸せな結婚をしたいフツーのOL(中越典子)、デリヘルの電話番をするモテない女(池脇千鶴)、それぞれの悩みや願いが...

女性の本を男性監督が映画化するって、好きですね。女性の心理描写と男性の美意識。なかでもカメラワークがかっこよすぎる。特に冒頭のベタ(魚)が部屋の中を泳ぐシーンや棺桶からタバコの煙が出るシーン。鳥肌もの。

そして、全編から”東京のにおい”がしてくる。東京って、他の都市と違って、色を出そうとしてもなかなか出し辛い(秋葉原とか二丁目とか、わかりやすいとこじゃなくてね)。なんなんだろうなぁ、このなんとも言えない空虚なTOKYO感。

ただ、↑のアマゾンで出てくる「この商品を買った人はこの商品を」のお勧めが、女優が脱ぐ事で興行を成り立たせてるような作品ばかりなのがちょっと悲しい。買う人は、ピンク作品と同列にとらえているのかと。
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マルコヴィッチの穴 DTSコレクターズエディション
監督: スパイク・ジョーンズ

ある日、売れない人形使いが俳優マルコヴィッチの脳の中に入れる入り口を見つける。その穴を巡って...

おもしろかったですね。設定があまりに唐突だけれども、単なるドラえもん的な展開ではなく、夫婦や同性愛だったりといったところへもっていったのが。深みはないけど楽しい作品です。

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花とアリス
監督: 岩井俊二

中学生の花(鈴木杏)が、好きになった先輩となんとか付き合うために、先輩が記憶喪失になったため自分のことを忘れてしまったのだと嘘をつく。その嘘を取り繕うために引き込まれた花の親友のアリスに...

岩井ワールド炸裂。大人になってもこの脚本が書けるって事がすごい。一言一言に無駄が無い。まぁなんてことない青春の1ページなんだけど、それが逆に。

ただ、エロティックなロリータシーンはちょっとつらい。にしても蒼井優は良い。黒須氏によるイオンカードのCMとか、やばい。
4

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イカとクジラ
監督: ノア・バームバック

売れなくなった作家の父親と、売れっ子になった母親。ぎくしゃくしたふたりは離婚し、二人の子供は二人の親の家を行き来する生活に。体面を守るために手段を選ばない兄と、ビールを飲んで気を紛らし異常な自慰行動をする小学生の弟。崩壊した家族は...

売れない自分を認めず、社会的な体裁ばかり気にして、"大衆"を見下す父親がたまらない。年齢を重ねるにつれ、どんどんこういう傾向の見える知人が増えてきた。自らへの戒めにも。学歴も高い知識層、特に社会的に地位の高い職にある人には是非観てもらいたい作品。

最近つとに思う。取り繕ったってボロは出る。かっこつけてる人のボロは、最高にかっこ悪い。石坂浩二のウルルンみたいにね知らないものは知らないし、自分の苦手なとこは苦手なとこ、そこを認めてネタにしちゃわないとね

かなり低予算ぽいのが勇気を与えてくれます。
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太陽
監督: アレクサンドル・ソクーロフ

昭和天皇ヒロヒト(イッセー尾形)の、終戦までの数日間をロシア人監督が描く。

内容とか歴史認識についてはアレなのでブログに書くのはやめといて...

映画として感想を書きます。
あんまおもしろくなかったですねぇ。
特に思うところが無いというか、書く事が無い。
3

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東京マリーゴールド
監督: 市川準

東京でバイク便のバイトをしていた女(田中麗奈)が、合コンで知り合った男(小澤征悦)に恋をする。ただし、男にはアメリカに1年間留学中の彼女が。1年限定の恋がはじまる。

最近の気になることがらのひとつ”コンテンツと広告の絡み”が気になって観てみた。というのも、この映画は元々は田中麗奈と樹木希林が共演している味の素のCMだから。

で、そこに関して言うと、やっぱりむりやり感があって、個人的にはひいてしまった。みそ汁を作るシーンだけ、カメラワークに急に違和感が出る。「カモメ食堂」の料理シーンなんかはうまくできてて、非常に食欲をそそったのだけれど、こちらはスポンサーのオッサンがしゃしゃり出ちゃった感が無いかね。普通に観ている人は案外自然なのかな?

味の素は、ネット広告でバナーを出して、ネットショッピングさせようったって、十中八九売れない。広告は「あー、みそ汁食べたい。」がゴール。その意味では良いよね。

映画としては、結構好き。どうしようもない男女の物語ってのは。二人の演技も良いし。わかりあえない男と女を象徴するシーン、みかんをくれる人の話を延々とする田中麗奈とほとんど聞いてない小澤征悦。仕事の話を延々とする小澤征悦と意味が分からなくて適当に返す田中麗奈。修羅場とかも、なぜかこの作品は妙にリアルで。そうだ、なんか、いろいろとリアル。(俺だけかも)
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真夜中のピアニスト
監督: ジャック・オディアール

不動産ブローカーとしてヤクザな日々を送る男が、昔やっていたピアノへの思いを捨てきれず、オーディションに挑戦する。ピアノ講師はフランス語の話せない中国人が。

映画としてかっこいいっすー。もう、それだけ。
音楽、カメラワーク、タイポ、ファッション、、、もろもろ。
ハリウッド的サクセスストーリーではないのもGood。
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アワーミュージック
ジャン=リュック・ゴダール監督


戦争の映像がひたすら流れ続ける第一部、サラエボでのドラマの第二部、天国を描く三部構成。

ゴダール監督の最新作。相変わらず考えても意味はわからないし答えは出ませんが、感じることはできます。まさに音楽のように。

ただ、ぼくたち日本人は世界を知らなすぎるかもしれない、と別の部分で思ったり。
2

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ある子供

監督: ジャン=ダルデンヌ兄弟
★★☆☆☆

窃盗などによりその日暮らしを続けるまだ若い夫と若い妻の間に子供が生まれる。夫は金に困り、子供を売ってしまう。それを知った妻は卒倒し…

2005年カンヌのパルムドール作品。「わかりやすさ」を一切排除し、極めてストレートなストーリーをドキュメンタリータッチで追って行くのだけれど、どうにも入り込めなかった。主人公の行動に吐き気をもよおして、彼が後に何かに気付こうとも、もはや俺の心の中での審判が下ってしまったのかな。日曜昼(?)の「ザ・ノンフィクション」を観ていると不快になるのと同じ感じか。
4

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運命じゃない人

監督:内田けんじ
★★★★☆

気弱で内気で平凡な会社員が、幼馴染みの探偵や、偶然レストランに同席した女性や、元カノやヤクザの組長などとお金をめぐる(?)一夜の物語。

PFFスカラシップ(ぴあの自主映画支援プログラム)による、監督デビュー作。ですが、監督がすばらしいとしか言いようが無い。

個人的に時間軸が交錯する作品がツボというのもありますが、どう考えてもお見事です。あとは豊富な予算があって、立派な機材があればバッチリじゃないですか!さらに言うと、ロボット+フジテレビとやれば絶対上位に食い込むっしょ。

PFF作品の中で一番おもろい。
4

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リリイ・シュシュのすべて

監督:岩井俊二
★★★★☆

田園で暮らす中学生(市原隼人)が、同級生で優等生の星野(忍成修吾)とは友達だった。また、彼はカリスマアーティスト「リリィ・シュシュ」のファンサイトを運営していた。だが、様々な事件を経て…

ちょっと怖くなりました。あまりに自分の経験や惹かれるあらゆるもの・こととと重複していたので。岩井監督に脳味噌を覗かれているような感覚。他の岩井作品でもよくあるんだけど。きっと、肌に合う監督というのは、きっとこういうことを言うわけで、過ごしてきた環境が似ていたりするのかもしれない。きっといるでしょ?みなさんにも。

ドビュッシーにフォーカスするところがまた!サティ、ドビュッシー、そしてストラヴィンスキーという一連の流れのピアノ曲は歴史上最も熱い時代だと思う。美しくぶっ壊す、と言うか。現代で言えばPavementやBeck的な?

あの色。どうやったら出せるのだろう。現実よりも美しい色。フィルタとフィルムの工夫でなせる業なのかな?

あと忍成修吾は良いね。たいがい頭おかしい役ばかりだけど、あの狂気とも絶望ともとれる眼がたまらん。(本人はいたってダメ人間ぽいけど。ウルルンとかみても

最後に。タイトルはこれで良かったんか?『エーテル』とかの方がしっくりくる。小林武史と組んだ商業的な臭いがしてて、敬遠して今まで見なかったので。
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
★★☆☆☆

女優を目指し、自分を「特別な存在」と勘違いしている女と、その家族のドラマ。

最近、本谷有希子がえれぇ露出してるんで、観てみました。(イっちゃってる系女にとことん弱い、俺。病気だな。)

映画としてはイマイチだった気がします。というか、監督の力量不足疑惑が。観てないけど、たぶん、舞台は傑作だろう。だけど、映画化するなら もっと映画の表現手法があったのでは?CMディレクター系の映画監督に共通するんだけど、映像は面白いんだけど、考えさせる部分を削ぎ落としてしまうとい うか。CMは30秒か15秒で、考えさせる隙を与えないくらいの方が良いけど、映画は逆だと思うわけで。みんなCMは好きなんだけどなぁ…。エンターテイ メントとして消化される映画になってしまった、そんな気がしました。

永作博美の演技が良かったです。永作舞台を観てみたくなりました。おもしろそう。

あと、チャットモンチーの主題歌良いね最近ではもはや珍しくなってしまったギター+ベース+ドラムだけのサウンド、リクルートのCMといい、泣かせる。ヒットチャートにこういうストレートど真ん中系の曲がキてもいいのにね。
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監督:河瀬直美
★★★★☆

ある山里の認知症介護ホームで暮らす老人しげきと新人介護士の真千子との交流を描く。

カンヌでグランプリを獲った河瀬監督の作品です。

良かったです。
上映後、周りでは「よくわかんない。」という声が結構聞こえましたが、んなことないです。深く考え過ぎなんだと思います。

ところで、渋谷のシネマ・アンジェリカで観たんですが、要注意。席が指定でない上、後ろの方の席は音響が悪く、足下灯が明るいし、映像のコントラストが弱いように見えました。(そういうフィルムなのかもしれないけど)早い時間に行って良い席取ることお勧め。

日本の風景は、本当に美しい。

<!-- この続きは軽くネタバレ含むため注意 -->

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エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?
★★★☆☆


電力の世界を変えるとして、市場関係者から賞賛の的であったエンロンの創業から崩壊までを追ったドキュメンタリー。

最近、急成長する企業に並々ならぬ興味を持っています。というのも、急成長の陰には必ず負の側面があるから。その最たる例がエンロンかもしれません。

興味深いポイントがこれ。「社員を投票によってランク付けする。その結果成績の悪かった社員はクビにする。毎年15%の社員が去る。」という下り。組織や人間はそういうものじゃないよね。結局すべての世界は2:8だし、2:8を底上げせねば。

世界中から集まったエリートが完全にモラルを失った行為に狂喜乱舞し、その裏で幹部は企業の死を悟り株を売り抜ける。電力の実権を握る、つまり神になった状態で、インビジブルハンドを動かす。本当にもう最低としか言いようがない。

映像の作り方としては完全に悪意に満ちているのですべてを信じることはできないけれど、事実としてこれらがあったことは間違いないでしょ。映画として言えば、NHKスペシャルで本気を出した時には及ばないくらいだと思うけど。

株価を吊り上げ、実態をなんとか追いつかせようという手法は、日本企業で言えば完全にライブドアにリンクするのだけれど、その違いは踊った人にあるのかもしれない。ライブドアが上層部だけが踊ったのに対して、エンロンは社員も踊り、そして「エンロンで働いている誇り」という名の慢心があったように思われる。

「次のエンロンは?」と言われれば、もうあの企業しか浮かばない。共通項があまりに多すぎる。今、世界中から賞賛を浴びているあの企業も、エンロン化する危険性を常に持っている。

IT系企業の経営者の方には是非見てほしい作品。市場に対して嘘をつくことがどういうことか。自社が滅ぶだけではない、チェルノブイリのようにその影響範囲はあまりに広い。
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監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
★★★★☆
モロッコの少年が放った銃弾が、アメリカ人妻の肩に直撃する。モロッコ・メキシコ・アメリカ・日本を舞台にバラバラのストーリーが進行する。

言わば『21世紀のバベルの塔』、いや『9.11以降のバベルの塔』かもしれない。

バベルの塔を知らない方のために。「バベルの塔」とは、旧約聖書に出てくる逸話。昔、人間達は名を馳せようと天まで届くような塔を築こうとした。しかし神を怒らせ、それまでひとつだった言語はバラバラさせられ、結局塔を完成させることはできなかった。
つまりは神はコミュニケーションを断絶させることで相互理解を崩壊させ、プロジェクトを崩壊に導いた。というのが「バベルの塔」。

この映画で延々と描かれるのは人種・言語・宗教・国家などの断絶。そしてラストに向けて…と。なぜこうも地球人はバラバラになってしまったのか。理解しあえないのか。菊池凛子が話題になりましたが、菊池凛子の演技がすさまじく良いというよりは、役がすさまじく良いのでは?この聾唖の少女が無かったら、イマイチな映画だったかもしれない。

ちょっと残念なのは日本人から見る日本のシーンに違和感があること。もうちょっと日本のスタッフに権限委譲すべきだったんじゃないかと。あとは日本語台詞ももっとブラッシュアップが必要だったんじゃないかと。日本人的にはそう思います。J-POPカフェがそのまんまの場所そのまんまの名前で出てきて個人的にウケたけど。しかもあの席座ったことあるたぶん。

ちなみに、ウィーンで絵画『バベルの塔』(ブリューゲル)を見てきました。筆舌し難いものがあります、あの画には。20分くらい呆然と立ち尽くして眺めていました。ブリューゲルの作品は、他の絵画とは圧倒的に違う何かを感じます。絵画のことはよくわからないですが、とにかくすごい。日本に来る機会があったら絶対に見るべき。

頭の中をさまざまな"valley"が巡って眠れません。
3

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アマデウス

★★★☆☆
”革命児”モーツァルトの生涯を、”旧来の音楽家”サリエリの視点から描く。

きっとモーツァルトはこんな人だったんだろうなぁ。相当な変人だ。数々の逸話、そして”モーツァルト以前”とは明らかに断絶した華麗なる音楽。地位・名誉・財力すべてを手にしても一生バカを続けてしまう性。

サリエリ視点なのが興味深い。革命児の圧倒的なパワーに感嘆しつつも排除に向かわざるを得ない保守派の苦しさ。今も昔も変わらず繰り返されるこのサイクル。革命を起こすのは常に変人で、現代で言えばスティーブ・ジョブズや、あの会社の創業者達かもしれない。

さて、自分が保守派に立たされた場合、どうすべきか?そんなことばかり考えてしまいました。
5

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虹の女神 Rainbow Song

監督: 熊澤尚人
★★★★★

大学の映画サークルで自主映画の監督をしているあおい(上野樹里)と、同じく大学生の岸田(市原隼人)がひょんなことから出会い、そして就職し、あおいはアメリカに旅立つが。。

でました俺の上野樹里シリーズ。
とは言っても、これも映画としてすばらしく良い!
ありがちな胸キュン・ノスタルジーモノとは明らかに違う、と思う。
わかりあえない男と女、ここをすごーくリアルに描いていると思います。
そして、男として市原隼人に共感するシーン多数。

この役の上野樹里かわいすぎ。どツボ。結婚したい。なんだよイチハラ!
と、俺は思ったのだけれど、たぶんこの脚本で想定されているのは上野樹里ほどかわいくない子のはず。となった場合、俺の答えはどうなるのか?とかね。(そいう意味でっと、ミスキャストかも、でも二人とも演技すばらしい)

他、タイムラインの構成の仕方とか、印象的な画とか、監督も流石。

日本映画が好きです。
言語の持つ含んだ意味、文化的背景、価値観、その国において話す言語特性、その国において着ている服装や所有物や家から推測できる人となり。もろもろ理解してこそ真に楽しめると思うので。洋画しか観ない派も、たまには邦画もいいですよ。

そして自主映画撮りたくなった!!!
ますます大学生化する今日この頃です。
5

カテゴリ:
ゆれる

監督:西川美和
★★★★★

売れっ子写真家の弟(オダギリジョー)、そして地方のガソリンスタンドを継ぐ兄(香川照之)。ある日、吊り橋の上から幼なじみの女性(真木よう子)が転落し、裁判に。

いやー、すばらしいです。
なかでも香川照之&オダギリジョーの演技、そして監督なのかな?構成がぐいぐいきました。
台詞回しでの自然な人物像と関係の描写とかもプハーという感じで。
やっぱネイティブ言語でのこういう映画はうれしい!

なんかいろいろ書いても嘘っぽいので、このへんで。
あ、DVD2回連続で観ました。
3

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マリー・アントワネット

監督:ソフィア・コッポラ
★★★☆☆

もうすぐウィーンに行くこともあって、気分盛り上げるために観に行きました。

映像美。これに尽きると思います。本物のベルサイユ宮殿を使用したロケ、鮮やかな色彩の衣装やインテリアの数々・・・大型映画ならではのすばらしさです。

ただ、ストーリーはマリー・アントワネットに対して"(自分自身の意思ではなく)こうなるしかなかったんだからしょうがないじゃない"ということをトントンと展開してゆくのだけれど、ちょっと中途半端な気が。もっと説明的なシーンがあっても良いと思うし、歴史を知らない人が見ると意味わからんのでは?単なる「大奥 in フランス」と観た日本人も多いのでは?モロモロの状況によって、半ば人格が破壊"させられて"ゆく姿を見せればきっともっとおもしろいのに、と。

もうひとつ気になったのが音楽。なぜロックなのか。しかも、80'的な。ここは素直にモーツァルト時代の音楽を使うべきでは?NEW WAVEサウンドは大好きですが、この映画に入れるのは??

そしてラスト。最後の台詞はあれでいいのか?
この映画で一番重要なのはラストの台詞で何を言うのかだと思うんだけど、あの台詞なのか???というか、なぜ人生の最後、処刑されることを暗示するシーンを入れないのか。

たぶん、ストーリーも音楽もラストも、ソフィア・コッポラなりのこだわりだと思うのだけれど、ちょっとしっくりこない。
ソフィアの感覚が新しいのか、俺の感覚が古いのか。

[映画]ダーウィンの悲劇/Darwin's Nightmare

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カテゴリ:
80bc0d0c.jpgダーウィンの悲劇

監督 フーベルト・ザウパー
★★★★☆

アフリカ・タンザニア湖に放たれた肉食魚・ナイルパーチが、湖の生態系だけではなく、人間社会をも変えた。ドキュメンタリー。

予想以上の衝撃作。
人間も食物連鎖のひとつの要素であり、動物であることを痛感する。このタイトルがJUST。
その昔、タンザニア湖は独自の生態系が発展し、「ダーウィンの箱庭」と呼ばれていた。だけど、主題は生態系の破壊ではない。そこには目を覆わんばかりの人間の姿。娼婦、武器の密輸と戦争、暴力、子供の薬物汚染、所得、もはや金八どころの話じゃない。

こんな状況は世界中にもっともっとある。
世界経済を最適化し、世界中の人が幸せになる仕組みを、作りたい。究極的にそこにつながらない仕事はしたくないし。

カテゴリ:
本日の映画記録終了!
また溜まったら書きます。

あー、映画製作参加してみたい。
土日参加できるどっかいい集団ないかなー。

終わらないうちに「ダーウィンの悲劇」を観に行かなきゃ。期待大。

ちなみに、My名作レーティング

2001年宇宙の旅/スタンリー・キューブリック監督
★★★★★★★★★★
時計じかけのオレンジ/スタンリー・キューブリック監督
★★★★★★★★★☆
博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか/スタンリー・キューブリック監督
★★★★★★★☆☆☆

は当分塗り替えられないかなー。
2

カテゴリ:
かもめ食堂

監督: 荻上直子
★★☆☆☆

フィンランドで食堂を開店した日本人と、それをとりまく愉快な仲間たち。
小林聡美の魅力に尽きますな。
そして濃すぎる面々とゆるゆるのストーリー。

きっと女性には響きまくる。
3

カテゴリ:
アバウト・シュミット

監督: アレクサンダー・ペイン
★★★☆☆

定年退職を迎えたサラリーマンの人生。
怪優ジャック・ニコルソンがごく普通のおじいさんを演じきってます。その風貌、その背中は我が父そっくり。

自分もそうですが、走り続けていると、自分を客観視できていない、あるいは近くの人の本当を見れていない。

自分の定年まであと30年以上あるけど、「定年後に何をするのか」が重要なのではない、と思った作品でした。
2

カテゴリ:
亀は意外と速く泳ぐ デラックス版

監督:
三木聡
★★☆☆☆

三木監督が気になって観てみました。
嘘です。上野樹里が観たかったんです。

が、結構おもしろい。
つーか、今まで観た映画の中でも指折りにユルい。
これ日本映画のひとつの形だろうね。
茶の味のユルさを超越。

「俺の人生これでいいんか」状態の時に備えて
常備しておきたいDVDですね。
2

カテゴリ:
ニュー・シネマ・パラダイス

監督: ジュゼッペ・トルナトーレ
★★☆☆☆

街の映画館の技師のおじいさんと少年の話。
もはや説明不要だと思いますが、今更観ました。
たぶん、団塊の世代の方はどツボじゃないでしょうか。
逆に言うと、我々世代はピンとこないのでは??

このおやっさん、なかなかどうして、ニクいです。
5

カテゴリ:
サマータイムマシン・ブルース

監督: 本広克行
★★★★★

これ良かった!
(って、数々の名作をけなして評価するのがこれかよってツッコミは想定内)
正直、クドカン作品は雰囲気は好きだけど、中身はあんま好きでない。
本作品、クドカン的くどい笑いがモリモリだけれど、無茶苦茶なはずの話がなぜかロジカル。
そして究極的には「だねー」というストーリーが★★★★★。

「踊る〜」で有名本広監督作品は、解が解かれて行くプロセスが数学の問題のようで気持ち良い。パズル的というか。

原作が舞台(ヨーロッパ企画)なのでテンポも良く。

良いのが、DVDにある、監督による音声解説。
ばかみたいにこだわってるとことかいい。
こういう映画作ってみたいなー。

いまんとこ俺的2007最高。
2

カテゴリ:
ハチミツとクローバー スペシャル・エディション (初回限定生産)

監督: 高田雅博
★★☆☆☆

ご存知ハチクロ。
胸がキュンとなるね、胸が。
ただ、ちょっと青春群像劇を観すぎてしまった俺っつーのと、はぐ(蒼井優)の人となりが原作読んでないのでわからんかった感じ。

つーか、深夜に一人でハチクロ観てる男キモス。

つーか、加瀬亮かっこよすぎ。
加瀬亮ってどこの服着てんの??

カテゴリ:
最近、また観る映画が増えてきたので、備忘録代わりに

映画記録付けます。

同じものを観て、違うことを感じる。

これが楽しいのよね。

彼女がいないと文化に触れる時間が増える法則は、

一生続くのか?

どちらかに偏ると不可ません。

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